こんにちは、まぴ母です。
夏に引っ越しをして、バタバタとしていたらあっという間に10月も終わり11月になっていました。
急に寒くなり、お肌の乾燥が気になる季節になりましたが、産後に特に悩まされたこととして、頭皮の乾燥でした。元々乾燥肌気味でしたが、産後は乾燥が加速し、顔、手足だけでなく、頭皮も乾燥してしまいました。
オリーブオイルを乾燥の気になる部分に塗ってごまかしていましたが、すぐにカサカサしてしまい、頭皮の皮がむけてしまうまでに…。
産後2年半ほど経ち、産後すぐ程ではないですが、引き続き乾燥が気になるので色々と試したことについて振り返りたいと思います。
産後の頭皮トラブルの原因
頭皮のトラブルは以下のような要素が原因になると言われています。色々と調べていましたが、ブログ用にGeminiにまとめてもらいました。私の場合は、3つの原因全てが当てはまっていました。
①エストロゲンの大幅な減少
妊娠中は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが多量に分泌されます。エストロゲンには、肌や粘膜の潤いを保ち、皮脂の分泌をコントロールする働きがありますが、出産後にはこのエストロゲンの分泌量が急激に、ほとんどゼロに近い状態まで減少します。
この急激な減少により、頭皮の保湿機能やバリア機能が低下し、水分を保ちにくくなるため、乾燥やカサつきが生じやすくなります。それに伴い乾燥が強くなると、細かい乾性フケやかゆみの原因にもなります。
②育児による心身の負担と生活習慣の乱れ
新しい生活リズムが加わることで、身体は大きなストレスにさらされます。
●睡眠不足とストレス:
慣れない育児や夜間の授乳などによる慢性的な睡眠不足や精神的ストレスは、自律神経のバランスを乱します。
自律神経の乱れは血行不良を招き、頭皮の細胞に必要な栄養が届きにくくなることで、頭皮環境が悪化し、乾燥やトラブルの原因となります。
●栄養バランスの偏り:
産後の体は母乳生成など多くの栄養を必要としますが、育児に追われ食事がおろそかになりがちです。
特に、健康な皮膚や髪を維持するために重要なビタミンB群や亜鉛などの栄養素が不足すると、頭皮の乾燥やトラブルが起こりやすくなります。
③その他、外部からの刺激
デリケートになっている頭皮が、日々のケアや外部環境によってさらに乾燥することがあります。
特に産後は赤ちゃんのケア優先で自分のケアの時間が取れないため、弱った頭皮に紫外線が降り注ぎ、更に頭皮環境を悪化してしまうことも。
まずは病院へ
産後どんどん乾燥がひどくなっていき、今までは赤くなったことが無かったのですが、ヘアカラーをした後に頭皮が赤くなり痒みが出てきてしまったため、これはまずいと思い皮膚科に駆け込みました。
医師は、産後のホルモンバランスの変化で肌が敏感になって炎症が起きているのか、真菌が原因で起きているかだろうと診断。
ステロイドが入ったローションと、抗真菌薬が入ったローションの2つを試してみようということになり試してみることに。
ステロイドが入ったローションで痒みと赤みが治まったので、菌が問題ではなく、頭皮が敏感になっていたのであろうとなりました。
しかし、痒みと赤みが治まっても引き続き頭皮が乾燥しており、顔の保湿が足りていない時に突っ張るような引っ張られる感覚が頭皮にありました。油断するとフケも気になってしまうので黒の服を着ることを躊躇してしまう自分がいました。
また、出産前に使っていたシャンプーも頭皮に合わなくなってきており、使うと乾燥が気になるようになってしまいました。
解決策として、頭皮にも自分の顔や体にしているように保湿ケアをすること、シャンプーを新しいものにするという2つを行いました。
ヘアケア用品を色々試してみることに
やはり頭皮の乾燥は、顔と同じように保湿をすることが一番ということで、色々試してみることにしました。以下に試してみたものを書き出してみます。
※あくまで私の使用した際の感想となるので個人差があります。
キュレル頭皮ローション:ドラッグストアで買える敏感肌用の商品を出しているブランドなのでと思って買いました。保湿はされますが、使用後にベトベト感があり私には合わずでした。
NILE頭皮保湿ローション:Amazonのお薦めでレビューも良かったので購入してみました。柑橘系の清涼感ある匂いはよかったですが、つけると逆に乾燥する感じがあり私には合いませんでした。
ちふれヘアトニック:頭皮ローションを紹介しているブログで上位ランキングだったので購入してみました。お値段が安価ですがパフォーマンスが良いちふれなので期待していました。使用するとかなりスーっとして気持ちが良いですが、匂いがおじいちゃんがつけていたヘアトニックの香りが…(笑)。ドライヤーの前に使用するので、髪を乾かした後は少し匂いが落ち着きますが、乾かす前に夫が近くにいると、自分の匂いが気になってしまい、リピートはしませんでした。
柳屋本店 セラプリエ 薬用頭皮保湿 育毛ローション:Amazonで評価が良く、手ごろなお値段だったので購入。私の肌質に合っていたようで、痒みや乾燥を割と抑えることができ、何度もリピートしました。さらっとした質感なので、冬場は少し感想が気になるかもな商品。
ロクシタン薬用 育毛美容液 アンチヘアロスセラム:たっぷり化粧水を使いたい派の私にとっては触手が伸びなかったお値段が6000円くらいするお高めのローション。東急ポイントを貯めていたのでポイントでゲットしたのですが、たっぷり使うと効果は感じるものの割とさらっとしているので、もう一声欲しいというのが率直な感想でした。しかし、使用後は髪がサラサラしているので、お値段も比例するのかなと感じました。
MUJI 無印良品 植物発酵液 薬用スカルプローション:最終的にシャンプーを無印良品のものに落ち着いたということもあり、気になっていた無印のローション。お手ごろな値段かつスプレータイプで使いやすく、量も150mlとしっかりあるので、たっぷり使うことができるとともに、髪の乾燥も割と改善されました。エイジングケアのローションもあり、そちらはしっとりとしたテクスチャーなので、夜にエイジング、朝に薬用スカルプローションを使うという形に落ち着きそうです。
シャンプーに関しては、保湿力が高そうなシャンプーを色々試してみました。
調べたところ洗浄力がマイルドなアミノ酸系が乾燥肌にはいいとのことでしたが、最終的に無印良品が出している弱酸性のシャンプーに落ち着きました。以下、試したシャンプーたちの使用した感想を書き出してみました。
※あくまで私の使用した際の感想となるので個人差があります。
BOTANISTROOTH(ルース)エイジングケア シャンプー:アミノ酸系のシャンプーでエイジングケア=保湿もできるだろうと思い試してみました。少し改善されましたが、乾燥は抑えきれず。
coconeクレイクリームシャンプー:海のミネラルをたっぷり含んだ泥を使った、コンディショナー不要のシャンプー。洗いが1回で済むので、乾燥も防げるのでは?と思って試してみたのですが、かなりしっとりした洗い心地で頭皮の乾燥はないものの、頭皮がべっとりしている気がして重さを感じました。
無印良品 植物発酵液 シャンプー うるおい:スキンケアは無印良品のものが肌に合っており、化粧水などを使っていることから、シャンプーを試してみました。スッキリした洗い心地ながら潤いも感じられ乾燥も治まった気がしました。
無印良品 植物発酵液 薬用スカルプシャンプー:上記の”うるおい”よりも洗った後はスース―する感じですが、コンディショナーと合わせるとしっとりまとまり、乾燥と抜け毛が減った感じがしました。夏場にシャンプーを吟味したため、最終的にこの薬用スカルプシャンプーを使用することに決めましたが、冬場はうるおいにするのもいいかなと思っており、使い切ったらうるおいにしてみようと思います。
産後の体の変化に気づき変えていくことが大切
今までシャンプーなんてどれも一緒と思っていましたが、使用してみると様々な違いを感じました。特に産後の肌は弱っているのでより一層違いを感じることが出来たのではないかと思っています。
産後に肌の異変を感じたら、今まで使っていたスキンケア用品を見直してみるのもいいのかもしれません。
それでは、ごきげんよう。

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